第5回NCセミナー(Nature Conservation Seminar)のお知らせ
自然保護寄附講座が主催する、学生向けセミナー、「NCセミナー」を開催します。
気取らず、身近に、自然保護について考えるとても良い機会です。
今回は、自然保護寄附講座履修生の発表会です!
下記のとおり行いますので、講座内の学生はもちろん、講座外の学生も
興味がある方はぜひご参加ください。
日 時:2017年2月20日(月)15:00~17:00
場 所:筑波大学人文社会学系棟 B216自然保護セミナー室
内 容:第一部 インターンシップ報告会
国際自然保護連合(IUCN)、日本野鳥の会、(株)CTIアウラ
WWF、トヨタ白川郷自然學校、環境省、IUCN日本委員会(敬省略)
第二部 学生によるミニ・スピーチ
テーマ「自然保護について考えたこと」 他
上記のチラシはこちらからダウンロードいただけます:第5回自然保護セミナーポスター.pdf
第4回NCセミナー(Nature Conservation Seminar)のお知らせ
自然保護寄附講座が主催する、学生向けセミナー、「NCセミナー」を開催します。
気取らず、身近に、自然保護について考えるとても良い機会です。
今回は生命環境科学研究科の佐方啓介先生に
「New Zealand's furry and non-furry creatures」と題して、英語でお話いただきます!
下記のとおり行いますので、講座内の学生はもちろん、講座外の学生も
興味がある方はぜひご参加ください。
日 時:2016年12月5日(月)15:30~17:00
場 所:筑波大学人文社会学系棟 B216自然保護セミナー室
講演者:筑波大学生命環境科学研究科 佐方啓介先生
内 容:「New Zealand's furry and non-furry creatures」
※NCセミナーは、自然保護寄附講座に所属する学生を対象としておりますが、
講座外の学生の参加も歓迎します。
※学外からの参加は受け付けておりません。ご了承ください。
上記のチラシはこちらからダウンロードいただけます:第4回自然保護セミナーポスター.pdf
11月12(土)-13日(日)に、公開講座「ジオパーク論」を行いました。2日間にわたり、ジオパーク制度の成り立ちや理念、そして今年9月、日本ジオパークに認定された「筑波山地域ジオパーク」の魅力などについて学びました。
初日は座学です。まず、日本ジオパークの審査にもかかわれている目代邦康先生(日本ジオサービス・日本ジオパークネットワーク)より、「ジオパークの目指すもの-地学的遺産の保全とワイズユース-」というテーマでお話しいただきました。ジオパークの理念や歴史、現在の動向などについて、大変わかりやすくお話をいただきました。
続いて、久田健一郎先生(筑波大学)より、「筑波山地域のジオストーリー入門」というタイトルでお話をいただきました。今年9月に、筑波山地域ジオパークは、日本ジオパークに認定されました(おめでとうございます!!)。久田先生は、筑波山地域ジオパーク推進協議会のメンバーに入られていて、特に学術的な観点から活動に関わられてこられたそうです。筑波山地域の7つのジオストーリー、そして登録に向けて配慮された点など、興味深いお話をたくさんうかがうことができました。
2日目は、いよいよエクスカーションです。実際に、筑波山地域ジオパークのジオストーリーを探しにいってみましょう!!
(1)筑波山・梅園
梅の名所として知られるこの梅園。実は、筑波山の美しい山のかたちのもとになった、はんれい岩と花崗岩を一緒に観察することができるスポットになっています。園内や道わきにある岩や石に直接、手を触れながら、筑波山の成り立ちについて学ぶことができました。
図を使って岩石の特徴を教えてくださる久田先生。
違いがあるのがわかりますか?
(2)桜川の河原
次は、河原の石をひろって特徴を観察します。あれ、筑波山があんなにすぐ近くに見えるのに、河原の石は・・・。 石は壮大な旅をしています、という久田先生のお言葉が、とても印象に残る場所でした。
河原からのぞむ筑波山。
(3)茨城県環境科学センター
さて、お昼休憩のあとは、霞ヶ浦ゾーンに移動です。まず、環境科学センターで、霞ヶ浦の歴史や特徴を学びました。玄関を入るとすぐに、古地図の広がるホールがあります。昔の霞ヶ浦はこんなふうだったのですね。
センターの方にガイドをしていただきました。
(4)崎浜のカキ化石床
最後は、崎浜のカキ化石床の見学です。道路の脇の土手に、カキ、カキ、カキ・・・!(感動。) これらは、約13万年にこの地域に大きな海(古東京湾)があったことのなごりなのだそうです。今、わたしたちがみている霞ヶ浦の姿からは、にわかに想像ができないヒストリーをこの場所から知ることができるのですね。カキさん、どうもありがとう!
カキの化石です。
筑波山ポーズでの記念写真。
これ以上ない、というすばらしいお天気で、楽しく、充実した一日を過ごすことができました。解説をしてくださった久田先生、つくば市ジオパーク推進協議会のみなさま、どうもありがとうございました。
自然保護寄附講座の公開講座は、一般の方と、筑波大生とが一緒に学ぶスタイルをとっています。講座を通じて、地域の方々との交流が深まり、また市民の方ならではの視点を学ばせていただけるところがよいと感じています。今後も、多くの方に受講いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
佐伯
第3回自然保護セミナーが開催されました!
2016年10月5日(水)に、第3回自然保護セミナーが開催されました。今回は、就職活動支援セミナーと題し、3名のゲストの方をお招きして、自然保護にかかわる仕事の魅力、就職活動、新社会人としての心構えなどをうかがいました。
お一人目は、コンサーベーション・インターナショナル・ジャパンの浦口あやさんです。このお仕事に就かれるまでのキャリアパス、NGOのお仕事の魅力、現在関わられているプロジェクトなど、大変わかりやすくご紹介くださいました。国際的なお仕事ならではというお写真、エピソードが満載で、あっという間の30分間でした。
お二人目は、環境省の東岡礼治さんです。東岡さんは、筑波大学のご出身で、環境省に入られて今年で20年目になるそうです。国立公園でのレンジャーとしてのご体験、これまでかかわられたお仕事の内容、学生へのメッセージなど、ユーモアをまじえてたっぷりお話くださいました。
最後は、株式会社石勝エクステリアにお勤めされている多賀恵子さんです。こちらの会社では、緑地の設計やまちづくりにかかわる様々な造園プロジェクトを実施されているそうです。「自分のかかわった仕事がずっと残ることが最大の魅力」「暮らしの中にある自然にかかわることができるのが造園業」と、お話しされていました。多賀さんは1年間に何十名もの採用面接をされているそうです。後半には、「新社会人に期待すること」として、温かく、力強いメッセージをいただきました。
この後、少人数にわかれてのフリータイムとなりました。どのグループも、質問やコメントがとぎれることなく続いていました。
すばらしいお話を聞かせてくださった3名の講師の方がた、本当にどうもありがとうございました。
学生のみなさん、
みなさんの道が自然に開けていきますよう、心から応援しています!!
佐伯