お知らせ News

第7回NCセミナーが開催されました。

2016年2月18日 00時00分
みなさんこんにちは。自然保護寄附講座事務局です。
本日は、先日行われたNCセミナーの様子をレポートしたいと思います!

2月8日(月)に行われた第7回NCセミナーでは、受講生のミニ・プレゼンテーションを行いました!
テーマは、インターンシップを行った履修生による「インターンシップ報告」と、受講生による「自然保護寄附講座を受講して印象に残ったこと、もしくは自然保護に関わることで実際に見たり、聞いたり、感じたりしたこと」の2つです。

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今回もたくさんの方々にご参加いただきました

まず、インターンシップ経験者による「インターンシップ報告」が行われました。

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最初に発表してくれた、謝樹冬さんは、「日本野鳥の会」へのインターンシップを行いました。日本野鳥の会で発行しているガイドブックなどを、中国語に翻訳する仕事を行いながら、自然を観測する活動を共に行うことができたそうです。実りの多いインターンシップになった様です。

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次に発表してくれた新井一永さんは、憧れの「世界自然保護基金」でのインターンシップを実現しました。インターンでは、企業の環境への取組みの評価をする活動をしたとのこと。たくさんの企業がもっと自然に関心を持ち、保護に取り組んでもらえる働きかけを行っているそうです。現在進行形でインターンシップを行っているので、是非最後までしっかり頑張っていただきたいですね!

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次に発表してくれたのは、山崎寛史さん。「いわきの森に親しむ会」でインターンシップを行いました。福島県いわき市で、森林や公園の整備活動を行い、生の現場を、身をもって体験することができたとのこと。普段の研究でフィールドとして活用している里山や森林がどのようにして整備・維持されているのかを学ぶことができたそうです。

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石橋宙佳さんは、「㈱CTIアウラ」でインターンシップを行いました。植物重要種の移植個体モニタリング調査や、植物の分布調査などを行いました。生まれて初めてひざ上までの長靴を履き、川の中を歩きながら調査を行ったそうで、効率と体力が何より大事!とのことでした。石橋さんもまだインターンシップを行っている最中。素晴らしい経験にしていただきたいと思います。

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次に発表してくれた外崎杏由子さんは、「日本自然保護協会」でのインターンシップを行っています。日本自然保護協会が実施している『綾の照葉樹林プロジェクト』において、綾町生物多様性地域戦略の補助業務を担当しているそうです。宮崎県の綾に実際に足を運ぶ機会も多いとのことですが、会議などに参加し、貴重な体験をすることができているそうです。

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インターンシップ報告で最後に発表してくれたのは、スイスにある「IUCN本部」でインターンシップを行った渡邉真菜美さん。世界遺産委員会開催準備として、アテンド業務や事務業務、開催期間中は現場の補助業務を行ったそうです。自然遺産の諮問機関であるIUCNにおいて、責任感を持った仕事を行うことができたようです。
渡邉さんのIUCNでの詳しいレポートは、以下のリンクからご確認いただけます!
IUCNインターンシップレポート1→こちらから
IUCNインターンシップレポート2→こちらから

インターンシップを行った履修生の皆さんは、自信と達成感に満ち溢れ、それぞれの団体で素晴らしい経験をさせていただけたことが伺えました。学んだことを、是非自分の将来に生かしてほしいですね!
まだインターンシップに行っていない履修生のみなさんは、勇気を持って学びの場を一歩飛び出し、現場の活動をその目で見て、聞いて、触って来ていただければと思います!



インターンシップ報告の後に行われた、「自然保護寄附講座を受講して印象に残ったこと、もしくは自然保護に関わることで実際に見たり、聞いたり、感じたりしたこと」に関するミニ・プレゼンテーションでは、履修生の皆さんに2分ずつ発表をしていただきました。

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履修生の皆さんが、一年間の活動を通して学んだことや、思ったことを発表して下さいました。
履修生になった当初、実はそこまで自然や自然保護に関して興味がなかったという学生が、様々な経験を通して、「自然についてもっと知りたい」と思ったり、「わたしたちの宝物である自然を、絶対に守っていきたい」という履修生の言葉に、つい目頭が熱くなってしまいました。
皆さんの中にある、自然に対する意識を変えることが、自然保護の最初の一歩なのかもしれませんね。

インターンシップに関し、受け入れてくださった関係機関や各団体の皆様、本当にありがとうございました。
今後も自然保護寄附講座では、インターンシップ活動をはじめ、実習や授業にもさらに力を入れてまいります。
履修生の今後の活動に期待したいですね!


自然保護寄附講座事務局 遠藤

佐伯いく代先生研究紹介が大学HPに掲載されました

2016年1月26日 10時56分

佐伯いく代先生の研究が筑波大学HPで紹介されました!
カエデの一種で絶滅危惧種に指定されている「ハナノキ」の研究や、
同じく絶滅の危機に瀕している「クロビイタヤ」について。
また北海道大学での助教時代に始めた、木に登るカタツムリ「サッポロマイマイ」の
研究について語られています。
必見です!
こちらからどうぞ→筑波大学HP「町中育ちの森ガール」

第7回NCセミナーのお知らせ

2016年1月22日 11時57分


第7回NCセミナー(Nature Conservation Seminar)のお知らせ

自然保護寄附講座が主催する、学生向けセミナー、「NCセミナー」を開催します。
気取らず、ざっくばらんに、自然保護について考えるとても良い機会です。
今回は、自然保護寄附講座履修生の発表会です!
下記の通り行いますので、講座外の学生でご興味のある方はご自由に参加下さい。

日  時:2016年2月8日(月)15:00~17:00
場  所:筑波大学春日プラザ 3階セミナー室
内  容:第一部 インターンシップ報告会
           WWF、日本自然保護協会、IUCN、日本野鳥の会、㈱CTIアウラ、
           いわきの森に親しむ会(敬称略)
              
     第二部 学生によるミニ・スピーチ
           テーマ:自然保護について考えたこと 他

※NCセミナーは、自然保護寄附講座に所属する学生を対象としておりますが、
  講座外の学生の参加も歓迎します。
※学外からのご参加は受け付けておりません。ご了承下さい。






上記チラシはこちらからダウンロードいただけます:第7回自然保護セミナーポスター.pdf

事務局 遠藤

和田茂樹先生が、NHKサイエンスゼロに出演されました

2016年1月22日 10時33分

和田茂樹先生が、NHKサイエンスゼロ(1月10日放送分)に出演されました!
テーマは、「温暖化の新たな危機“海洋酸性化”」です。

12月に採択されたCOP21のパリ協定。二酸化炭素の排出削減が世界的に進められることになったが、一方で新たな問題となっているのが二酸化炭素による「海の酸性化」だ。海はこれまで人類が排出する二酸化炭素を吸収してきた。しかしその海で酸性化が進んだ結果、サンゴや貝類、さらには海の食物連鎖の起点となる植物プランクトンの生育にも影響。生態系が崩れる危険性が指摘されている。地球温暖化の新たな危機・海洋酸性化に迫る。

詳しくはこちらから→NHKサイエンスゼロ

第6回NCセミナーのお知らせ

2016年1月15日 11時05分

第6回NCセミナー(Nature Conservation Seminar)のお知らせ

自然保護寄附講座が主催する、学生向けセミナー、「NCセミナー」を開催します。
気取らず、ざっくばらんに、自然保護について考えるとても良い機会です。
今回は、我らが自然保護寄附講座研究員のMaya Ishizawaさんにお越しいただき、「About the conservation of cultural landscape」と題し、貴重なお話をいただきます!
下記の通り行いますので、講座外の学生でご興味のある方はご自由に参加下さい。

日  時:2016年1月22日(金)16:30~17:30
場  所:筑波大学春日プラザ 3階セミナー室
内  容:自然保護寄附講座研究員 Dr.Maya Ishizawa
     「About the conservation of cultural landscape」

※NCセミナーは、自然保護寄附講座に所属する学生を対象としておりますが、
  講座外の学生の参加も歓迎します。
※学外からのご参加は受け付けておりません。ご了承下さい。





上記チラシはこちらからダウンロードいただけます:第6回自然保護セミナーポスター.pdf

事務局 遠藤