8月23日土曜日に昨年度に引き続き今年度も履修生と修了生の交流会を開催しました。
昨年同様まつりつくばと開催日が重なりつくば駅周辺はかなり混雑、そして大変暑い日となりましたが、講演を快く引き受けてくださった3名の修了生の皆様、吉田正人名誉教授、履修生・修了生が対面またはオンラインで参加してくれました。
講演の際には講演者の皆様がご自身のキャリアについて有益で率直なお話をしてくださり、履修生のみならず修了生からも活発な質問が投げかけられました。
その後の交流会では和気あいあいと和やかな雰囲気で情報交換がおこなわれ、自然保護寄附講座にとっても大変貴重で素晴らしい機会となりました。






筑波大学自然保護寄附講座事務局は、下記の期間、夏季休業とさせていただきます。
期間 : 2025年08月9日(土)~2024年08月17日(日)
お問い合わせへのご返答等は、8月18 日(月)より順次行って参ります。
何卒ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
自然保護寄附講座事務局
佐渡島で5年間に渡り行ったヘビ類の共存様式(ニッチ分割)に関する研究が以下メディアで紹介されました。
<ドキ時(ドキ)!サイエンス>(34)ヘビは賢くすみ分ける:東京新聞デジタル
佐渡島は「ヘビ王国」だった!「最多」7種が棲み分け、共存の鍵「ニッチ分割」とは? | 新潟日報デジタルプラス
佐渡島は「ヘビ王国」だった!何種類のヘビがいるでしょう…ヒント・本州は8種です(新潟日報) - Yahoo!ニュース
この研究では、佐渡島に生息する全7種のヘビが三大ニッチとされる食餌、活動時間、活動場所の重複を上手く避け、共存していることを明らかにしました。陸棲ヘビ類で三大ニッチ全てを考慮して共存様式を検証した研究は世界初です。
佐渡島は今年度開講される「野生生物管理実習」の実習地でもあります。実習参加者は佐渡島のヘビの生態に着目してみても面白いかもしれません。
※掲載論文
Sawada, K., Watanabe, Y., Kobayashi, K., Magome, Y., Abe, H., & Kamijo, T. (2025). Multidimensional niche partitioning allows coexistence of multiple snake species. Journal of Zoology, 325(4), 323-333. https://doi.org/10.1111/jzo.13259


5月22日木曜日に新規履修生24名(第12期生)を中心としたオリエンテーションを開催しました。
これから一緒に学ぶ学生同士のよい初顔合わせの場となりました。
CPNC Orientation was held on May 22nd.
There are 24 new students enrolled, and it was a great opportunity for them to meet each other for the first time.



自然保護寄附講座の担当教員が中心となって行う学類の授業「自然保護学入門」の第3回目、上條教授が伊豆諸島の青ヶ島環住太鼓のスカイブルーのTシャツを着て登壇しました。
青ヶ島では江戸時代噴火活動活発化により島民が避難して無人島になった後島民全員が帰還したという歴史があるそうです。
講義では、島は自然の実験場、自然が作ったシャーレのようなものという言葉が印象的でした。
小さい島や、大きな島から遠い島ほど競争者や捕食者が少ないために多様性が下がる、これを「島の生態系の不調和性」というのだそうです。
本土にも存在するホタルブクロやヤマガラが、島が小さく遠くなるにつれ小型化し、低体温になるトカゲもいるというお話で驚き、その理由も説明くださり納得。
島の生態学を学ぶ人に知らない人はいないというミナミオオガシラ、成功例として奄美大島のマングース、八丈小島のノヤギなど、人間によって持込まれ駆除対象となる生き物のお話もありました。
上條教授が小笠原諸島に属する火山島、西ノ島へ調査のために上陸する際には、脆弱な固有種に影響を与える物質を持ち込まないよう海で泳いで洗い流すというお話をしてくださり、自然に対し丁寧な配慮がなされていることに感銘を受けました。
授業中や終了後は上條教授が準備した書籍や冊子、小道具を学生たちが目を通したり手に取ったりしていました。
離島での地域活動は自然保護に限らず人材不足で持続的人材確保・育成は島における自然保護の課題とのことです。
そんな中、神津島や御蔵島のように自然保護活動が成功した例もあるとのこと。
今日の講義に出席した学生の皆さんから島で活躍する人材が現れてくれたら嬉しい限りです。


