お知らせ News

【インターンシップレポート】環境省外来生物対策室(小松航)

2022年3月8日 11時25分

生命地球科学研究群 生物資源科学学位プログラム 小松航

私は5日間、環境省 自然環境局 野生生物課 外来生物対策室でインターンシップを体験させて頂きました。外来生物対策室は、外来生物法やカルタヘナ法に基づいた外来生物や遺伝子組換え生物等に関する業務を行っています。

インターンシップでは、外来生物法に関する書類整理業務を行うだけでなく、外来生物に関する会議に参加したり、終生飼養促進案の検討を行ったり、ヒアリやアメリカザリガニの防除見学に同行させて頂くなど様々な業務を体験させて頂きました。

業務を体験する中で、法律による規制は人員が必要になるなど業務面での難しさだけでなく、利害関係者との兼ね合いなど、考慮すべきことが数多くあると知り、外来生物に対する法規制の難しさを感じました。また、環境省が関係機関や地方自治体の調整や統括を行い、信頼関係を構築しながら、外来生物対策を行っていることがわかりました。他にも自然保護官の方々の経験についても伺う機会を頂き、業務への理解を深めることができました。今回のインターンシップは自然保護に関係する公務員の仕事を体験し業務理解をするだけでなく、仕事に対する姿勢、関係者との信頼構築の重要性、環境行政の考え方も同時に学ぶことができたと感じています。

最後になりますが、お忙しい中にも関わらず温かくご指導下さいました外来生物対策室の皆様に心より感謝申し上げます。


写真:小松航

【インターンシップレポート】株式会社ピッキオ(Pangda Sopha Sushadi)

2022年3月8日 11時16分

生命地球科学研究群 生物資源科学学位プログラム Pangda Sopha Sushadi

I knew about wildlife conservation activities at Picchio, a non-profit conservation organization (NPO) in Karuizawa, from the videos they uploaded on Youtube. It turned out to be a valuable experience for my short internship in early October. I had the opportunity to be directly involved in the management of the conflict between humans and Japanese black bears (Ursus thibetanus) in Karuizawa, which is the main activity of this organization.

During my 7 days there, I learned several strategies to reduce bear invasions into residential areas, including management of trash bins and buffer zones. Picchio put radio transmitters on the bears around Karuizawa so they could be tracked by telemetry and monitored every night to make sure they were far enough from human settlements. No less than 30 bears were monitored in a single night, and I was blessed to be able to take part in one occasion, which although tiring but very rewarding. We also analyze fecal samples that are routinely collected from the forest to predict the black bear's feeding preferences in certain seasons.

Most memorable, of course, is the first-hand opportunity to meet and study Japanese black bears in its natural habitat. I had the opportunity to rescue a mis captured bear to be relocated and released to a safer place. We also collected some samples from the bear for further lab analysis, but of course all were done under anesthesia without hurting the bear. Not to forget the opportunity to directly observe bear winter's den and its behavior prior to hibernation, which is very useful for wildlife management and conservation, especially the Japanese black bear in Karuizawa.

The photo is personal documentation. Credit to Picchio

伊豆諸島の自然保護シンポジウム ~自然保護と持続的利用~

2022年2月25日 13時16分
学外イベント

伊豆諸島の自然保護シンポジウム ~自然保護と持続的利用~
[ 開催は終了いたしました ]

主催:伊豆諸島植生研究グループ 
日時:2022 年 3 月 5 日(土)18:00~20:30 
形式:オンライン開催・事前申込

参加方法:事前参加申込
締め切り:2022 年 3 月 3 日(金)
事前参加申し込み方法:Google フォーム(伊豆諸島自然保護シンポジウム参加申し込み)からお申し込みください。

本Google フォームはポスターのQRコードからもアクセスできます。
参加申し込みをされた方には、2022 年 3月 4 日にZoomのミーティングルームについてお知らせします。

また、筑波大学森林生態環境学研究室(旧育林学・自然保護学研究室)のホームページにもサイトを掲載しています。


伊豆諸島の自然保護シンポジウム ~自然保護と持続的利用~.PDF

【インターンシップレポート】株式会社ピッキオ(王会一)

2022年1月26日 09時45分

生命地球科学研究群地球科学学位プログラム 王会一

真夏の8月に、軽井沢にある株式会社ピッキオ様のインターンシップに参加させていただきました。平野部の暑気から逃れて、冷涼な高原で素晴らしい自然と共に二週間を過ごしました(涼しさでストーブまで一度使っていただきました…!)。

ピッキオの事業は、主にエコツアー事業とツキノワグマ保護管理事業という2つの柱があり、私はエコツアーの運営を体験しました。エコツアーの運営も場所により2つに分けられています。1つは星野エリアにある野鳥の森での、自然観察やムササビ観察、親子探険のサポートです。もう1つはプリンスホテルの敷地内にあるネイチャーキッズ森の家が行うキッズチャレンジのお手伝いです。前者は自然豊かな森の中を歩きながら、人々に森の持続可能な楽しみ方を通して、森の多様な魅力と価値を伝えることに重点をおいています。一方、後者はこどもをメインターゲットにして、身近な自然とのふれあいを通して、自然を愛し、チャレンジする心を育てることに力を入れていると感じました。

短い間ですが、このインターンシッププログラムを通して、エコツアーの運営方法やその意義に対する理解を深め、さらにネイチャーガイドの役割やその重要性、ガイディングの難しさなどを学びました。

私はこの経験を活かして、今後も森をはじめとする生態系の価値を高める仕事に関わりたいと思いました!

ピッキオこども冒険クラブ:森の秘密基地での木小屋建て
撮影者:ピッキオ 深澤友香

【インターンシップレポート】環境省釧路自然環境事務所(中嶋千夏)

2021年12月23日 16時57分

生命地球科学研究群 生物学学位プログラム 中嶋千夏

私は2021年10月4から8日までの5日間,環境省釧路自然環境事務所野生生物課にてインターンシップをさせていただきました.主に,タンチョウの保護増殖事業に係る業務に携わり,昨年度までに実施された保護増殖事業に関するデータの入力等を行いました.また,外勤にも同行させていただき,釧路湿原野生生物保護センターではシマフクロウ等の傷病個体を収容する保護施設を見学し,鶴居村では教育委員会の方との打合せに同席してタンチョウへの冬季給餌を含む保護増殖事業の今後の計画について拝聴しました.さらに,タンチョウの傷病個体を受け入れている釧路市動物園を訪れて獣医師の方からお話を伺い,交通事故に遭うタンチョウが絶えないことから全ての傷病個体の受け入れが困難である現状をお聞きしました.釧路市動物園や釧路警察署などはタンチョウの交通事故防止のための普及啓発イベントを開催しており,私も声かけ等の活動に参加させていただきました.

インターンシップを通して野生生物課の仕事が多岐にわたること,また保全事業における取りまとめ業務の重要さを,身をもって学びました.御多忙の中,温かくご指導くださった釧路自然環境事務所の皆様に心より感謝申し上げます.

釧路空港レンタカー店にて行われたタンチョウ交通事故防止のための普及啓発イベント業務に参加.左が筆者.
撮影:環境省釧路自然環境事務所野生生物課 黒崎浩史氏