「森林美学」が出版されました
2018年6月1日 16時49分書籍「H・フォン・ザーリッシュ森林美学」が出版されました。
森林美学刊行案内.pdf
2018年6月1日発行
発売: 海青社
TEL: 077-577-2677
書籍「H・フォン・ザーリッシュ森林美学」が出版されました。
森林美学刊行案内.pdf
2018年6月1日発行
発売: 海青社
TEL: 077-577-2677
The Certificate Programme on Nature Conservation (CPNC) held an orientation on Wed 16 May, 2018.
36 students entered CPNC 2018 in this Spring and the professors welcomed them.
2018年5月16日(水)、2018年度オリエンテーションを開催しました。
人間総合科学研究科および生命環境科学研究科より、書類選考および面接選考を突破した計36名の新履修生が出席しました。
自然保護寄附講座2018年度運営委員長の吉田正人教授(人間総合科学研究科世界遺産専攻長)と副委員長の田中博教授(生命環境科学研究科長)が、第5期生へ向けて歓迎と激励の挨拶を行いました。
吉田正人教授(自然遺産論、Project Practice in Natural Heritage、他)
「自然保護特別実習」の一環として行われた国際シンポジウム「地域に根差した自然保護」でリーダーとして学生実行委員をまとめ、さらにポスター賞第2位も受賞した田村知也さんに、自然保護寄附講座を履修するメリットを聞きました。
■研究意義を考える視点を養えた
Q)田村さんは博士後期課程に進学してから自然保護寄附講座を履修しましたね。
現在、博士論文の研究を進めていらっしゃいますが、自然保護寄附講座で学んだことはどのように活かされていると思いますか?
田村さん)私は、地衣類が岩石を溶かす詳細なメカニズムを明らかにする研究に取り組んでいます。
自分の研究がどのように社会に貢献できるのか、生物多様性の観点から考えたりすることは、自然保護寄附講座を履修したからこそですね。
国際シンポジウム「地域に根差した自然保護」で司会を努める田村さん(左)
日本の自然保護制度は環境省がとりまとめを担っていますが、そのワークショップで話を聞く中で、制度に合っている地域とそうではない地域があり、大きな枠組みと同時に自然保護を地域単位でも考えていく必要性を感じました。(詳しくはニュースレターNo.4をご覧ください)https://www.conservation.tsukuba.ac.jp/file/2974)
■英語でディスカッションする充実感
Q)田村さんは2017年にタスマニア実習(Project Practice in Natural Heritage)に参加されましたね。
いかがでしたか?
田村さん)2017年3月に参加したタスマニア実習には、日本人学生が7名、イタリア、スリランカ、中国からの留学生が6名参加していました。
英語で聞いたことをメモし、ディスカッションできたことは大きな充実感がありました。
もっとディスカッションしたかったなと思うほどです。
タスマニアにある国立公園クレイドル・マウンテンで地形が作り出す自然の雄大さを感じる(中央)
■このチャンスを逃さないでください!
Q)本日、地球進化科学専攻のオリエンテーションで自然保護寄附講座の説明をしてくれました。
履修を考えている新入生へメッセージをお願いします。
田村さん)実は当初は、自然保護寄附講座を履修しようかどうか迷っていました。
履修して良かったことは、何よりも、ここでしか得られない知識や経験ができたことです。
履修を迷っている新入生には、「このチャンスを逃さないでください!」と背中を押したいと思います。
田村さん、研究で忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
2018年4月9日インタビュー
(インタビュー・文責:リサーチ・コーディネーター 須田真依子)
田村さんは、4月9日、地球進化科学専攻の新入生のみなさんに、自然保護寄附講座の紹介も行ってくださいました。
第5期自然保護寄附講座 履修申請〆切:2018年4月25日(水)15:00