修了証授与式を行いました
2022年9月22日 16時30分2022年9月22日(木)に修了証授与式を執り行いました。
自然保護寄附講座サーティフィケートプログラムを修了したPangda Sopha Sushadiさん(第8期生)、おめでとうございます!
2022年9月22日(木)に修了証授与式を執り行いました。
自然保護寄附講座サーティフィケートプログラムを修了したPangda Sopha Sushadiさん(第8期生)、おめでとうございます!
自然保護寄附講座履修生の深澤春香さんがインターンシップでお世話になっている日本自然保護協会では、「里山の自然を調べる全国調査(正式名称:モニタリングサイト1000里地調査)」を行っています。
この調査は、全国のボランティア調査員の方々の協力で成り立っており、現在新たに調査に参加してくださる調査地及び調査員を募集しています。
2022年7月9日(土)にオンラインで説明会が開催され、その様子を深澤さんが報告しているものがこちらです↓↓↓
https://www.nacsj.or.jp/moni/2022/08/31489/
つくば周辺でも、宍塚の自然と歴史の会(土浦市)や茨城大学(水戸市)などが参加されており、調査は地域の自然を知る機会にもなります。
新たな調査地の応募締め切りは9月末となっていますが、既に調査地となっている場所への参加はいつでも可能ですので、院生の方もぜひご参加ください!
モニタリングサイト1000里地調査プロジェクトページ:
https://www.nacsj.or.jp/activities/guardians/moni1000/
モニタリングサイト1000里地調査 次期一般サイト募集(〆切:9月30日):
https://www.nacsj.or.jp/moni/2022/07/30255/
茨城県内の調査地
https://www.nacsj.or.jp/activities/guardians/moni1000/site/area3/#ibaraki
荘川化石フォーラム2022「講演会の部」
日時:2022年8月 7日(日)AM 9:00〜PM 12:00
講師:
真鍋真(まなべ まこと)・国立科学博物館 標本資料センターコレクションディレクター他
伊左治鎭司(いさじ しんじ)・千葉県立中央博物館地学研究科 主任上席研究員
植松里菜(うえまつ りな)・筑波大学大学院生
定員・条件:90名(先着順)
会場・住所:荘川総合センター文化ホール(〒501-5492 岐阜県高山市荘川町新渕430番地1)
費用・参加費:無料
主催:岐阜県博物館
共催:高山市
詳細・お申し込み:https://www.gifu-kenpaku.jp/event/04024-1/
関連情報:
ロイター「国内最古、恐竜の卵の化石」(2021年7月3日)
CBCニュース「日本最古の恐竜の卵の化石と判明 1億3000万年前の地層から見つかる」 (2021年7月3日)
朝日新聞「岐阜で発見の恐竜の卵、国内最古か 1億3千万年前地層」(2021年7月4日)
2022年7月5日(火)に自然保護セミナー第2回「自然保護分野のキャリアパスを考える~世界と日本から」を実施しました。
履修生22名、教職員4名の合計26名の参加がありました。
生物多様性保全のための情報プラットフォームの開発と普及を手がける藤木庄五郎氏(株式会社バイオーム創業者兼CEO。本社:京都市)より「生物多様性×起業×IT×国際」と題して話題提供をいただきました。
大学院時代のインドネシアでの熱帯林研究を通じて生物多様性にかかわる社会課題を強烈に見出した原体験、生物多様性保全に起業というビジネスの立場からアプローチするように至ったきっかけ、さらに事業化までの過程や現在取り組んでいる産官学民連携型の事業を臨場感たっぷりに共有いただきました。
都市文明とは隔絶された熱帯林での過酷な調査、創業時の地道な事業説明回りと資金集めといった生半可ではない苦労話も交え、起業の難しさとやりがい、そして、その根底にある信念も合わせて履修生に伝えていただきました。
生物多様性とビジネスという異分野の調整を図りながら行政や企業と連携する具体的な取組事例は、自然保護を学ぶ履修生にとってキャリアパスの視野を広げるようなタネを蒔いてもらったように感じます。
履修生からの質疑では、生物多様性保全とビジネスの価値の問題、熱帯林研究の解析手法、生物多様性情報の地域差、生物判定の内容、事業展開の考え方など多岐にわたる質問があり、いずれも丁寧に回答いただきました。
講演後も履修生からの積極的な質問に対応いただきました。
今後、寄附講座を巣立った履修生には、一見自然保護と相反するようなビジネスセクターの発想も活かしながら、新たな自然保護のアプローチを開拓していってほしいと期待します。
文責:飯田義彦(第2回担当教員)