筑波大学創基151年開学50周年事業 筑波大学中央図書館展示
2023年3月7日 16時00分自然を見る、感じる、記録する
―ナチュラリスト青柳昌宏のスケッチと軌跡―
Watching, Feeling, and Drawing Nature: Sketches and the Life of Masahiro Aoyanagi
東京教育大学農学部で昆虫学を、理学部で生態学を学び、東京教育大学(筑波大学)附属盲学校の副校長として視覚に障害のある生徒への生物の授業方法を開発した青柳昌宏(1934~1998)のスケッチ展が中央図書館で開催されます。
青柳昌宏は、教育者であると同時に一人のナチュラリストとして、日本で初めて南極のペンギンの生態研究に本格的に取り組み、また日本自然保護協会の理事として、自然観察指導員制度や、からだの不自由な人との自然観察~ネイチュア・フィーリングの創設に尽力しました。
没後25年にあたり、青柳昌宏が東京教育大学時代に残した生物の精密スケッチや、海外調査の際描かれたスケッチ、フィールドノート、附属盲学校時代に開発した教材などを中心に、その足跡をたどります。
日時:2023年4月10日~5月31日(入館無料)
場所:筑波大学中央図書館 ギャラリーゾーン(本館2階)
共催:
筑波大学自然保護寄附講座、人間総合科学研究群世界遺産学学位プログラム、生命地球科学研究群、
生命環境学群、下田臨海実験センター、附属視覚特別支援学校
後援:
公益財団法人日本自然保護協会、ペンギン基金
(注)
中央図書館は、コロナウィルスのため、これまで学外者は入れませんでしたが、3月から学外者も入館できるようになりました。
学外者の方は、2階の受付で、展示を見たいと言っていただければ入館できます。