【インターンシップレポート】アブダビで開催されたIUCN世界自然保護会議(WCC)に参加
2026年4月1日 18時00分人間総合科学研究群 世界遺産学学位プログラム
M1 作森元司郎
世界自然保護会議(2025年10月9日~15日)への参加は、自然保護の最前線を直接学ぶ機会となりました。各国政府や国際機関、企業、NGO、若者などが真剣に議論を交わす様子を目にし、自然保護が世界規模の協働によって進められていることを強く実感しました。
特に印象深かったこととして、第一に、気候変動や生物多様性の危機に対し、「保全」と「経済」を対立ではなく統合すべきテーマとして扱う議論が主流となっていた点です。自然を守りながら経済を動かす仕組みづくりが、世代を超えて持続可能な未来の鍵となると理解しました。
第二に、若者の参画が非常に盛んであり、気候変動等の影響を最も受ける若い世代での声が政策議論に反映されている場をみると、日本との意識の差を強く感じました。インターンシップでは、IUCN-Jの国内向け報告書の作成、各会合の内容を記録し自分の意見をまとめる業務を担当し、国際会議の情報発信に携わったことは大きな学びとなりました。
また、ブース対応等を通じ、海外の若者が自らの地域課題を力強く発信する姿に触れ、私自身も日本の自然保護の現状等を積極的に外へ伝えていく必要性を認識しました。人生の大きな転機となる機会を提供いただいたIUCN日本委員会ならびに自然保護寄附講座に感謝いたします。
WCC初日のExcursionにはカンドゥーラを着用して参加。この後モスクを訪れました。
撮影:多計和真 (Change Our Next Decade)