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「ジオパーク論」開催レポート

2018年10月22日 10時05分
学外イベント

10月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり、「ジオパーク論」が開講されました。今回は、筑波山地域ジオパーク推進協議会の協力のもと、市民ジオガイドの方々との合同授業となりました。

1日目は座学です。今年は糸魚川ジオパークの竹之内耕先生をお招きし、「ユネスコ世界ジオパークによる持続可能な地域づくり -自然・文化資源を保全・活用する国際的枠組み-」というタイトルで講演をいただきました。竹之内先生は、日本ジオパークネットワーク(JGN)の保全ワーキンググループのリーダーもされています。講演では、ジオパークの理念や歴史、地学的遺産の保全の考え方、糸魚川ジオパークでの活動などについてお話をいただきました。大変わかりやすいご講演で、多くの質問が寄せられました。


その後は、「筑波山地域ジオパークの保全課題」というテーマでワークショップを開催しました。このワークショップではまず、筑波山地域ジオパークの髙田正澄さんより筑波山地域ジオパークの特徴や保全課題について話題提供をしていただきました。そして、髙田さんより示された課題について小グループに分かれて話し合い、意見を発表するという内容でした。


話題提供をしてくださる髙田正澄さん(筑波山地域ジオパーク)


発表の様子 ホワイトボードに各グループの議論の内容が示されました。


発表の様子を見守る参加者の方々。


全部で3つのグループに発表してもらいました。共通の意見、異なる意見の両方があり、とても聞きごたえがありました。