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【インターンシップレポート】「トヨタ白川郷自然學校」海老沢裕徳

2018年9月27日 16時05分

生命環境科学研究科 地球科学専攻 海老沢裕徳

1.トヨタ白川郷自然學校の概要

トヨタ白川郷自然學校は岐阜県大野郡白川村にある、NPO法人とトヨタ自動車(株)、白川村が三位一体となって運営している自然學校である。合掌造りの建物が多く残る荻町集落は世界遺産に登録されており、国内外問わず多くの観光客が訪れている。トヨタ白川郷自然學校は荻町の西部にかつて存在した馬狩集落の跡地に造られている。この馬狩集落は1973年に廃村となっており、2005年にこの學校が出来るまで無人であった。この學校の運営理念は、3つ存在し以下のようになっている。

〇自然の中で感動し、自然の営みを学び、自然の叡智に気づくことが、一人ひとりの人生を豊かにし、社会のためになるということを、多くの方に伝えていくよう努める。
〇国内外の専門家と交流を活性化し、環境教育や自然体験・アウトドアに関する知見や技能を持った人材を育て、全国各地へ輩出できるよう努める。
〇白川村はもとより、日本中で自然体験やアウトドアズを楽しむ人が増え、その基となる豊かな自然環境が受け継がれていくことに貢献する。

自然學校はこの人里離れた地域を利用して、白川郷に遊びに来た人に自然と伝統文化を融合させたアクティビティを提供しており、周辺の自然を生かしたプログラムを行い、来ていただいた方に白川郷ならではの体験を持ち帰っていただくことを目的としている。


トヨタ白川郷自然學校看板