自然遺産演習(9/14~9/18)
澤田聖人先生から実習レポートが届きました!
2026年9月14日~18日にかけて沖縄のやんばる地域を中心に自然遺産演習を行いました。やんばるは2021年に世界自然遺産に登録された「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の沖縄島北部に該当します。
【9月14日】
正午に那覇空港に集合し、バス(ゆいバス㈱様)で宿泊先である琉球大学与那フィールドに移動しました。
【9月15日】
午前はヤンバルクイナ生態展示学習施設に訪問し、やんばるの世界自然遺産登録に大きく貢献した比嘉明男氏(沖縄北部地域観光協会および国頭村観光協会 会長)より、ヤンバルクイナの保全活動を中心にやんばるの生物多様性保全の歴史と現状についてお話を伺いました。本機会は本学大学院世界遺産学学位プログラムOBの小林和彦氏(やんばる・地域活性サポートセンター 事務局長)のご協力により実現しました。
午後はやんばる学びの森に訪問し、約3時間のフィールドワークを各自満喫しました。夜は外部講師としてお呼びした琉球大学の福山亮部先生(JSPS特別研究員PD)ガイドのもと、琉球大学演習林でナイトウォークを行い、爬虫両生類を中心としたフィールド観察を行いました。
【9月16日】
午前は道の駅ゆいゆい国頭に寄った後、下地幸夫氏(沖縄自然ツーリスト 代表)ガイドのもと沖縄本島最高峰である与那覇岳で自然観察を行いました。
午後は2026年8月にリニューアルオープンしたばかりのやんばる世界遺産センター ウフギー自然館に訪問し、世界自然遺産としてのやんばるの特殊性と重要性を学びました。
【9月17日】
午前は沖縄本島から橋を渡って行くことのできる古宇利島に訪問し、沖縄の自然を構成する重要要素の1つである海を満喫しました。
午後は美ら海水族館に訪問し、館長である佐藤圭一氏(沖縄美ら島財団 総合研究所 所長)に講義および水族館のバックヤード案内をしていただきました。夜は、たまたま沖縄に調査をしに来ていた本演習担当教員の共同研究者である井上貴斗先生(名古屋大学 助教)とその学生3名とともに急遽ナイトウォークを希望者で行いました。そして最後の最後でどうしても見たかったハブを見ることができました。
【9月18日】
最終日は道の駅かでなで昼食をとった後、漫湖水鳥・湿地センターに訪問し、ラムサール条約湿地である漫湖の重要性と課題をマングローブ林管理を中心に職員の池村浩明氏に解説いただきました。その後15:00に那覇空港にて解散し、演習は無事終了しました。
本演習にご協力いただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。
写真:
比嘉明男氏とヤンバルクイナ
やんばる学びの森での様子
福山亮部先生ガイドによるナイトウォーク
靴底の種子取りマット使用の様子
下地幸夫氏による与那覇岳での自然観察
古宇利島での様子
佐藤圭一氏によるバックヤード案内
最終夜にみることのできたハブ
湖水鳥・湿地センターのスタッフさんによる現地解説
演習中に観察された生き物たち